古い車の処分方法まとめ|年式別の売り先と後悔しない手放し方
「古い車」と一口に言っても、10年落ちと20年落ちでは売り先も価値の残り方もまったく違います。そして、どの年式にも共通するのは「処分費を払う前に試すべきことがある」ということです。
この記事は、古い車の処分を考え始めた方のための入口記事です。年式別の考え方を整理し、詳細は各記事へ案内します。最後に、金額の話だけでは割り切れない「思い出のある車の手放し方」にも触れます。
この記事でわかること:
- 年式別(10年・15年・20年〜)の売り先の最適解
- 古い車を持ち続けるコスト(税金の重課)
- 処分費を払わない手順と、後悔しない手放し方
この記事の結論
古い車の処分は「10年前後→買取競争」「13年超→廃車買取も比較」「20年超→旧車・輸出需要の確認→廃車買取」が基本線です。13年(ガソリン車。ディーゼル車は11年、軽は13年)を超えると税金の重課が始まっているため、持ち続けるコストは年々上がります。どの年式でも、処分費を払う選択は最後の最後です。
年式別・売り先の最適解
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共通する原則は2つだけです。①ディーラー下取り1本で決めない(古い車ほど下取り0円になりやすい)、②「処分」ではなく「買取査定」として申し込む(値段がつかなければ無料引き取りに切り替えればよいだけ)。
古い車を持ち続けるコスト
「動くうちは置いておこう」の判断材料として、税金の重課を知っておいてください。
- 普通車: 初回新規登録からガソリン車13年・ディーゼル車11年を超えると、自動車税が概ね15%重課されます(東京都主税局の説明)
- 軽自動車: 初度検査から13年を経過すると、軽自動車税(種別割)が概ね20%重課されます(総務省の案内)
つまり13年を超えた車は、普通車も軽も「割増しの税金」を毎年払いながら価値が下がっていく状態です。加えて経年車は車検・修理費もかさみがちです。詳しい判断基準は13年目の税金の記事にまとめています。
処分費を払わない手順
- 年式と状態を整理する: 年式・走行距離・動くかどうか・車検の有無
- 上の表に沿って査定を出す: 動く車は買取系、動かない・車検切れは廃車買取専門店へ。査定はどちらも無料です
- 2社以上で比較する: 古い車は業者の販路(国内・輸出・部品)で評価が割れます
- 完了確認まで: 廃車の場合は抹消登録の完了通知を受け取り、還付金(自動車税の月割り等)の扱いを確認します
選択肢の全体像(譲渡や自分での手続きも含む)は車を処分する方法5つの記事を参照してください。
思い出のある車を後悔なく手放すために
長く乗った車の処分は、金額だけの問題ではありません。「家族の思い出が詰まっていて踏ん切りがつかない」という相談は本当に多く、放置の一番の原因は実は感情です。経験上、次の段取りが心の整理に効きます。
- 最後に写真を撮る: 車と家族の写真を残す。洗車してから撮る方も多いです
- 車内の私物を時間をかけて片付ける: グローブボックスやシート下から出てくる思い出の品は、急いで処分する日ではなく事前に
- ナンバーや部品の記念保管を検討する: 記念所蔵ナンバー(一定の手続きで破壊処理のうえ持ち帰れる制度)や、パーツの一部を手元に残す方法もあります。希望があれば業者に相談してみてください
- 「次の役割」と考える: 廃車買取に出た車は、部品として誰かの車を直し、素材として次の製品になります。捨てるのではなく送り出す、と捉える方が多いです
気持ちの整理がついてから手続きに入ったほうが、結果的にスムーズです。